タッチアーツプレゼンツ・ワークショップ2018

毎年、タッチアーツにご協力いただいているファシリテーターの方達のワークショップです。

 今回も、5名のファシリテーターの方たちが様々なワークショップをご提供くださいました。 

9月1日 

11:00〜13:00

1、「野性と音読」

ファシリテーター 岩橋ゆりさん(表現教育家)

 

13:30~15:30

2、「二百十日(にひゃくとおか) ~風とつながる~」

ファシリテーター 坂本千恵さん (表現アートセラピーファシリテーター)

 

16:00~1800

3、「自分の身体をつかって空間に曼荼羅を描こう!」

ファシリテーター ルクミニー ナオコさん (バラタナーティヤムダンサー/バラタ・アート・カンパニー代表)

 

9月2日

10:30〜12:30

4、「大地とつながる身体」

ファシリテーター  原キョウコさん

「原キョウコダンスセラピーラボ」主宰/臨床ダンスムーブメントセラピスト/研修講師/時々シャーマン

 

13:15〜15:15

5、「踊るオト、歌うカラダ~即興音楽コトハジメ」

ファシリテーター ナカガワ エリさん 即興楽団UDje( )主宰


野性と音読

生活の中でいつのまにか役割や関係性の中で丸く収まってしまったものを声を出すことからほどいて行く試みです


 

目新しいものではなく、自分の持っていた体感、感覚を取り戻して行くだけ、その行き着く先が野性につながって行くのだと思っています。

 



身体の形、位置関係、声の大小などをためしながら
文章を読んでいきます


 

上手に読める事を目指しません


 

でもその時間をくぐり抜けてきた声や身体にはきっと忘れていたものが光っているはずです。


ファシリテーター:岩橋ゆり(表現教育家)

和歌山県生まれ。

玉川大学在学中に演劇的手法を用いてコミュニケーションを体験学習する表現教育に触れ、卒業後、関東を中心に日本で初めて「表現教育家」として手さぐりの道を歩み始める。

同時に岡田陽の元で朗読劇を学ぶ。

 

2001年に郷里の和歌山に戻り、熊野の森に出逢ったことをきっかけに、手法を超えて目の前の人とどう関係を作るか、どんな場を作るかをテーマに「コミュニケーション・アーツ」と名称し、独自の活動を行う。

 

現在、立命館大学にて教職を学ぶ生徒とドラマ教育の研究授業、和歌山高校での身体表現のクラス、高齢者との朗読活動、日雇労働の街の子どもたちや生活保護受給者の表現活動などに携わる。

 

わかやま新報にて表現に関するコラムの連載は15年目を迎えた。

2013年に羽地朝和、鈴木聡之、その他とともに、「ドラマと学びの場」を執筆。2016年7月朗読劇団あめんぼ座の演出として大阪心斎橋大丸劇場にて「五色の舟」を上演。

 

Webサイト:http://haraiso.com/

 

★あなたが得意とすることや、好きな事を教えてください?

アカペラで歌を歌ったり、聴いたりするのが大好きです。東京、大阪にそれぞれ唄部、という部を作って

クローズドで開催しています。

熊野の森を歩くのが好きです。本当の森に入るとワークショップなどいらなくなる、と思っています。

 

★今のあなたの夢をおきかせください

世界中をまわって、人の話を聴き、それをもとに表現していくドラマワークショップを開催したい。

いうことも。


二百十日(にひゃくとおか) ~風とつながる~

 

立春から数えて二百十日目は、強い風や嵐がおこりやすい日と言われています。

 

そんな二百十日の今日、9月1日に、風を味わうワークを行います。

 

風を、身体で、絵で、布で、声で、一人で、みんなで、体感してみます。

 

どんな感覚や感情がわきおこってくるでしょうか。

ぜひご参加ください!

 

定 員:12名

子ども参加OK

ファシリテーター 坂本千恵(表現アートセラピーファシリテーター)

 

アートと福祉と医療がつながることをしたくて、表現アートセラピーと出会い、夢中になりました。

 

介護の仕事の中で自分の身体や他者の身体にどんどん興味を持つようになりました。

 

国内外のWSに参加していく中で、肩肘はらず楽になっいる自分を感じています。最近は声を出すことにおもしろさも感じています。

(表現アートセラピー研究所トレーニングコース在籍中)

 

 

★千恵さんが得意とすることや、好きな事を教えてください。

 

酵素玄米、旅、散歩、発酵食品、でたらめ歌を歌う、しいたけダンス

 

 

★今の千恵さんの夢をおきかせください。

 

半農半福祉生活。土、いじりたい。自分で自分の必要なものをつくりだせる人になること。

 


自分の身体をつかって空間に曼荼羅を描こう!

あなたは地球の一部であり、またそのもの。それを実感できるのがアートそのもの。

そのアートの中でも身体の全てを使い切るインド舞踊で、あなたの身体を整え天地とつながり大地を感じ天を感じ、あなた自身の曼荼羅をこの空間に描いてみましょう!

ルクミニー・ナオコさん

1998年よりバラタナーティヤム(インド古典舞踊)を学び始め1999年初渡印。2002年よりパ ドマブーシャン(インド政府から授与される名誉賞)V.P.ダナンジャヤン氏とシャンタ氏の運営される舞踊学校バラタカランジャリへ留学。2005年より K.P.ヤショーダ師に師事。現在毎年短期留学を重ねながら研鑽を積んでいる。また2012年より日本でBharata Art Companyを主催。2016年3月、本場チェンナイのミュージックアカデミーにてアランゲットラムを開催。現在、ソロ公演や他ジャンルのアーティストとの共演、ダンスクラス、聖地や神社仏閣での舞踊奉納など、インド舞踊の魅力を伝える活動にも力を注いでいる。

★ナオコさんが得意とすることや、好きな事を教えてください?

今年は精油の効果と、ボカシオイルに興味を持っています。

 

★今のナオコさんの夢をおきかせください。

 いろんな場所でみんなにインド舞踊を伝えたい。


大地とつながる身体

ダンスはエネルギーの交歓です。 

 

微細な身体感覚を掘り起こし、  

人と大地のエネルギーを感じ交歓/循環することで、 

プリミティブで力強い「生きる力」が湧いてきます。 

 

踊りが苦手な方もぜひ体験してみてください。 

   

お子様の参加:高校生以上

原キョウコさん

「原キョウコダンスセラピーラボ」主宰/臨床ダンスムーブメントセラピスト/研修講師/時々シャーマン)

 

俳優としての活動の後、ダンスに転じ、コンテンポラリーと舞踏、日本の身体技法を融合させ、「指輪ホテル」などの舞台や、ソロでのダンスパフォーマーとして活動。97年より「原キョウコダンスセラピーワークショップ」を主催。医療機関や企業等で、講師やスーパーバイザーとして1万人以上にわたる数多くのワークショップ、講義実績をもつ。また、セラピーとケアに携わる人材の育成、バーンアウト防止にも力を注ぐ。現在、都内の精神科クリニックでグループセッションを担当。

 

原キョウコさんのブログ

ダンスセラピーラボをご覧になりたい方はこちらこちらからご覧いただけます。

 https://blog.goo.ne.jp/kyondance

 

 

<経歴>

臨床ダンスムーブメントセラピスト/研修講師/俳優。和光大学人文学部、劇団青年座専科卒業。

俳優としての活動の後、仕舞、ジャズ・ダンス、タップ・ダンスなどを経て

白桃房ワークショップにて舞踏を、岩下徹ワークショップにて即興を、

柴崎正道にコンテンポラリーを学ぶ。

「指輪ホテル」「nest」「sKirt」等 演劇/ダンスの舞台で

俳優、パフォーマーとして活動。

97年より「原キョウコダンスセラピーワークショップ」を主催。

コンテンポラリーと舞踏、心理技法、日本の身体技法、リラクセーションを

融合させたセッションを展開している。

 

臨床でのダンスセラピーは

96~’98年 東海大学病院(開放病棟)

97~98年 医療法人青渓会駒木野病院(アルコールリハビリ病棟)

98~03年 北青山診療所(カウンセリングを含む個人セッション)

00年~05年 めだかメンタルクリニック(デイケア)

08年~11年 医療法人青峰会くじら病院

11年〜 都内の精神科クリニック

においてグループセッションを行う。

 

その他、社会福祉法人慈恵会 相模原療育園/日本臨床音楽協会/千代田区社会福祉協議会/日本アダルトチルドレン協会/NABA/日本劇作家協会/劇団指輪ホテル/世田谷区立船橋小学校家庭教育学級/ホテルオークラレディースサークル/川崎市立小学校障害児教育研究会/東海大学芸術研究所/東京精神病院協会CP研修会/医療法人青峰会くじら病院/表現アートセラピー研究所/(株)社会教育総合研究所/SHARP(株)/NTT-ME/エーザイ(株)

等の講師・スーパーバイザーなど、多岐にわたるフィールドにおいて、

のべ1万人以上にわたる数多くのワークショップ、講義実績をもつ。

めだかメンタルクリニックではデイケアセッションの他、スタッフ研修を担当。

セラピーとケアに関わる人材育成、バーンアウト防止にも力を注ぐ。

 

<出版物掲載>

「芸術療法実践講座5 ダンスセラピー」 飯森/町田 編 岩崎学術出版社

第3章『心療内科・精神科クリニックにおけるダンス・ムーブメント・セラピー

非精神病性疾患を対象として』に事例を提供

「スターピープル」2010 autamn vol.34 ナチュラルスピリット 刊

「ソトコト」2010 may 木楽舎 刊


踊るオト、歌うカラダ~即興音楽コトハジメ

太鼓が初めての人でも、声を出したりするのが苦手な人でも楽しめる即興音楽のワークショップ。他者とつながるよろこびを実感し、みんなでひとつの場をつくるところまで目指します。言語以外のコミュニケーションに関心がある方にもおすすめです。

 

お子様のご参加可能です。

お子様のみの場合、1500円

親子参加の場合、6歳以下は無料。6歳以上のお子様お一人につき参加費500円になります。

 

ファシリテーター ナカガワエリ(即興音楽/現代美術)

 

阿佐谷美術専門学校卒業後、同校助手を経て、美術作品を国内外で発表。2009年に“即興楽団UDje( )”を立ち上げ、人間が持つ多様な個性をいかしてひとつの場をつくる即興音楽のワークショップや参加型の即興ライブを各地で展開する。2014年、自閉症の子どもと絵を描く“移動造形教室(仮)”を開始。最近は講演活動にも力をいれ、美術から即興音楽への移行期にあたる「闇の時代」に描いたドローイングの連作も公開する。

 

ナカガワエリHP

http://erinakagawa.wixsite.com/xxxxx