12.聴く・ふれる・振動する

■ファシリテーター:岩橋 由莉

(コミュニケーション ・アーツ)

 

■日 時:9月13日(日) 12:00~13:30


■会 場:RoomA

■定 員:18名

 

■参加要件:お子様は保護者同伴の場合のみ参加可能。

 

 

★どんな方にワークショップを受けていただきたいですか?


 どんな方でも大歓迎です!

 特に、ワークショップが初めての方や、癒されること、セラピー とはなんだろう?と疑問をもっている方


★こんな発見がある、こんな楽しい事がある、こんな驚きがあるなど教えてください。


 私はファシリテーションしている間にも、
 参加者のみなさんの言葉ひとつ、周りの環境、天気などで常にゆらいでいます。

 ワークショップは、安全や安心の中で行われることが大前提ですが、

 日常生活ではできない身体と心と頭の練習場のような場を共に創りたいです 。

 中でも「聴く・ふれる」という日常よく使われる言葉を試しながら自分の中の境界線を覗き見てみる、

 そんなことにも挑戦してみたいです。

 準備はそれなりにしていきますが、当日皆さんと顔を合わせるまで何をするかは決定していません。

 そんなある種不安定な場に身を置いて、矯(た)めつ眇(すが)めつご自身の存在に耳を傾け、

 ふれる体験を共にしてみましょう!


★どんなことをするのですか?


 まずは「聴く」場を創ります。

 自分のこと、他者のこと、場を聴いてみる

 そして「ふれる」場を体験します

 触れる、振れる、降れる

 身体で心で声で、いろいろなアプローチを試してみます

 そうすることによって起こってくる自分の感覚や感情を、そのまま言葉や身体や声で表してみます

 表現はまるで波紋のように外に出して瞬間から周囲に振動していきます

 その波紋と波紋がぶつかって新たな波紋を呼ぶ

 そんな場の振動を感じながら即興の動き、自分の反応を探っていきます。



岩橋 由莉プロフィール

○最近の活動

高齢者との朗読教室

乳幼児と親のあそび場

和歌山の山奥に住む独居高齢者のための健康教室

日雇い労働の街に住む生活保護受給者、年金生活者、子どものための表現教室

障がいを持つ子どもと持たない子どもの合同あそび場つくり

教員免許を習得中の大学生と「教育」について考える場

高校生と「身体表現」を体験する授業         


「表現教育家」としてスタートしたのは23年前。演劇的手法を用いてコミュニケーションの場づくりをやってきました。

この10年ちょっとは、そういった手法をいったんおいて人間が表現するとはどういうことか、表現するその構造についてずっと考えてきました。


さらには、日本人的なものの捉え方、考え方とはなんだろうかということも。

ファシリテーターへのインタビュー 

★岩橋由莉さんが得意とすること、好きな事を教えてください?

(お仕事と関係ないことでも構いません)


 熊野での林業体験

 海を眺めること

 子どもとあそぶこと

 本を読むこと、音楽を聴くこと、映画を見ること

 何もせずに布団にくるまっていること



★岩橋由莉さんだから提供できるものはなんですか?


 私という器が作り出す場でその日に来た皆さんが「ひとり」を経験できること



★今の岩橋由莉さんであるために必要だったと思える体験は?


 小さい頃の小児ぜんそく、大人になってからの入院や手術などその都度自分の身体の奥深さを知れたこと

 多くの人との別れ、出逢いの経験

 失敗した!とこちらが思ったワークショップの多くの経験


 こうしてあげてみると、その時感じているポジティブやネガティブとはなんだろうなと改めて思いますね



★参加者へのメッセージをどうぞ。

 

 私のワークショップはいつも何をしているのかなかなか一言では説明できなくていつも苦労しています

 身体と心の声を聴く、場を感じる、などの言葉を必死で並べてみますが、
 言えば言うほど遠くなるような気もしています

 ポジティブに考えることや、成長などしなくていい、そのままをきいて、ふれて、共鳴し合う、

 そんな場に興味がある方共に過ごしましょう!



★HPのURL


 http://haraiso.com/